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原口ファーストコンバートに大賛成。打てる捕手の道を断った首脳陣の3つの考え。

ついにこの時が来たかと思ったのは、私だけではないでしょう。捕手一本で勝負していた原口選手が、春季キャンプを経て、一塁を中心に起用される方針が明らかになりましたね。度重なる肩や腰の怪我もあり、スローイングや体への負担を考慮されてのことだと思いますが、阪神ファンの私には衝撃でした。

梅野・岡﨑・坂本の3選手と正捕手争いをしていたなかで、筆頭と言われていた原口選手。昨年最も捕手として出場した試合数が多かったですし、紅白戦や春季キャンプでも捕手としてずっと出ていましたから、戸惑っているファンの方も多かったようです。これで打てる捕手という道が、今シーズンに限ってはなくなったわけですが、私はこの決断は大賛成です。

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首脳陣はなぜ原口をファーストコンバートさせたのか

前々からマスコミやファンの間で、原口のファーストコンバート論はささやかれていました。しかしあくまで外野の声であって、首脳陣や原口本人は「捕手一本」と公言していましたし、私自身も捕手で勝負するものだと思っていました。

そんななかでのコンバートだったわけですが、なぜ原口選手は捕手を諦めざるを得なかったのでしょうか。ここからは私の考察になりますが、3つほど挙げてみたいと思います。

1.長期間守れる体力の欠如

捕手は守備の要ですから、1年だけでなく、5年・10年レギュラーとして守れる選手である必要があります。かつてのヤクルト古田選手や中日谷繁選手のように、絶対的な捕手はどのチームもほしいでしょうし、名捕手がいれば強いチームが作れると言われています。

正捕手を決めたい今の阪神において、原口選手に決定的に不足しているのは、やはり体力でしょう。肩や腰の持病を抱えたまま捕手をやっていたとしても、5~10年も継続して守れない可能性が高いので、早い段階でのコンバートを決断したんじゃないでしょうか。

これは私自身も思っていたことですが、仮に正捕手に原口選手が選出されたとしても、常に故障と隣り合わせになっちゃうでしょうから、これでは守備の大黒柱として物足りないですよね。それなら、打力の高い原口選手をファーストで使いながら、他の丈夫な捕手をしっかり育成していった方が賢明だよな~と感じました。

2.矢野コーチと金本監督の思惑の一致

これまで正捕手について、矢野コーチは「総合力重視」と話していました。原口選手に関しては、打撃力は高いものの、守備や配球面はまだまだレベルが低いとインタビューで答えています。捕手は、打てなかったとしても、守備がしっかりしていることが一番大事だともインタビューで話されていましたね。

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一方の金本監督は、原口選手の打撃力をかなり高く評価しています。捕手として原口選手が筆頭だとも言っていますし、主軸として試合に出すことは間違いないとも話していました。つまり、捕手だとしても他のポジションだとしても、原口選手を試合に出場させる方針は明確だったわけですね。

この二人の首脳陣の考えを加味すれば、捕手に守備力の高い選手を抜擢しつつ、打撃力の高い原口選手をファーストで出場させるのは想定内。また、ファーストのレギュラー候補が不在である今のチーム事情を考えても、このコンバートは非常に有効ではないかと思いますね。

3.捕手としての資質や才能

捕手というのは、守備8人に指示を出す「司令塔」という役割であるため、リーダーシップが必要になります。自己主張して、強気にチームを鼓舞して引っ張っていく存在であるべき。名捕手の野村・古田・里崎・谷繁・阿部・矢野などはみな、自分の考えをドンドン押し通せる強さを感じましたし、頼もしいな~とすら思いますよね。

原口選手を見ていると、どうしても大人しくて真面目すぎるな~と思ってしまうんです。優しくて人間的には最高だとは思う一方で、チームをガンガン引っ張れる捕手かと言われれば難しい気がします。それなら、声が大きい梅野選手、大学日本代表の主将も務めた坂本選手のように、声や姿勢でチームを鼓舞できる存在の方が適任なんじゃないか、とは思っていました。

私たち阪神ファンは、どうしても技術面以外の部分は理解しづらいんですが、捕手は精神的支柱でないといけませんよね。投手・内野・外野からの信頼が必要ですし、首脳陣から「コイツなら大丈夫」と思ってもらえる存在になるべき。そう考えると、優しさや真面目さというのは、捕手というポジションに関しては不向きなのかもしれませんね。

まとめ

原口選手のファーストコンバートについて、首脳陣の考えを考察させていただきました。捕手一本での勝負を掲げていた原口選手にとっては、かなりショックな決断だったのかもしれませんが、阪神タイガースというチームを強くするためには私は大正解だったと思っています。さすがは金本監督と矢野コーチだな、という印象です。

しかしながら、キャンベル選手や中谷選手などファースト候補は他にもいますから、打撃が良くなければ原口選手も控えに回るでしょう。それだけ内野手争いは熾烈なので、原口選手にはファーストでも一生懸命努力してほしいなと思います!

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