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2016年阪神ドラフト3位の才木浩人が醸し出す大物感。藤浪を超える逸材へ。

高校球児のころから、その名前は聞いていた。須磨翔風という公立高校に才木浩人という素晴らしい投手がいると。高身長で肩肘が柔らかく、球速も140km台後半を投げ込むことから、ドラフトで指名される可能性があるという情報を持ち合わせていた。しかし、まさか我が阪神タイガースに指名されるとは、全く予想だにしていなかったのが正直な感想だ。

しかも、ドラフト3位という比較的上位での指名なだけに、その素材の高さを見込まれたということだろう。また、地元兵庫県出身であることや、メジャーリーガーの岩隈選手を彷彿とさせる雰囲気から、関西出身の阪神ファンである私はワクワクが止まらない。さらに、阪神は左腕を中心に投手育成に長けているため、素材型選手にはなおさら期待が持てるのだ。

では、そんな才木浩人という選手についてもっと詳しく解剖していきたい。

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才木浩人の驚くべき吸収力と期待膨らむ可能性

名前:才木浩人
身長:188cm
体重:79kg
利き手:右投げ右打ち
出身高校:須磨翔風

須磨翔風高校と聞いても、ピンと来ない人も多いかも知れないが、須磨高校と神戸西高校を統合して2009年に新設された公立高校だ。そこから着実に実力を伸ばしており、強豪ひしめく兵庫県内において、近年ベスト8に食い込んできている。そんなホットな公立高校に、才木浩人という新星が現れたということなのだ。

小学校1年生の頃から野球を始めていた才木選手だが、もともとの出身は捕手。中学2年の頃までは捕手だった才木選手だが、エースのケガと1学年下の捕手の台頭が重なり、投手を務めることになったとのこと。計算上、投手歴はまだ4年ほどしかないことから、伸びしろや成長スピードの早さに驚いてしまうのは私だけではないはず。

実際、高校入学時には球速120kmしかなかったが、今では148kmまで急成長を遂げている。188cmという高身長もいまだに伸び続けており、体重もおそらく90kgくらいまでは増えると想定すれば、近い将来150kmを超えるのは時間の問題だろう。また、この吸収力と成長スピードも加味すれば、藤浪晋太郎に次ぐ次期エースとなる可能性は充分に持っていると言えよう。正直、楽しみしかない。

魅力的なストレート以外に、目立った変化球を持っていないのは弱点だが、まだまだ18歳。二軍でじっくり体作りと投げ込みを重ねれば、おのずと身に付いてくるだろうし、二軍の久保コーチに育成を任せれば鬼に金棒だ。また、今年から福原忍が二軍投手コーチに就任したこともあり、投手育成の場としてはこれ以上ない環境が用意されていることも、才木選手には幸運だろう。

野球教室で出会った能見篤との縁

中学3年生の頃、開かれた野球教室で才木選手と能見選手は出会っている。かれこれ3年前くらいだろうか。

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当時、王塚台中学の軟式野球部だった才木選手は、その野球教室で能見選手に指導されていたのだ。私立高校からの推薦がなく、やむなく公立の須磨翔風高校への進学が決まっていた才木選手だったが、そんな彼を能見選手が「フォームがきれい」と絶賛していた。そして、強豪からの推薦がなかった才木選手に対して、能見選手はこうアドバイスしていたのだ。

見返してやれ。スカウトに言っておいてやるから。

そこから奮起した才木選手は、見事に縁を結んで能見投手と同じ阪神タイガースへ入団。これを運命と言わずになんと言えばいいのだろう。実際、能見選手がスカウトに口添えしたかどうかは定かではないが、それにしても現役生活をともにするとは本人たちも予想していなかったはず。

しかしながら、一軍の先発ローテーションを担う能見選手と高卒ルーキーの才木選手では、実力も実績も大きな差があるのも現実。阪神ファンの私としては、能見選手が引退するまでに、才木⇒能見の投手リレーを見てみたいものだ。そのためには、才木選手の実力アップが必要不可欠であり、能見選手の踏ん張りが必要だとは思うが、私の夢の1つでもある。

才木浩人はビッグマウスか、大物か。

「大谷選手を超えたい」
「藤浪選手を超えたい」
「やるからには日本一のピッチャーになりたい」

ビッグマウスとも取れる発言をする才木浩人選手だが、果たしてビッグマウスなのか大物新人なのかは今は判断できない。しかしながら、私の目には「大物」であると見えてならない理由があるのだが、それが「努力」と「思考力」の高さである。

まず努力に関しては、読書の習慣を身につけている点が挙げられる。ソフトバンクの工藤監督やイチロー選手や野村克也さんの著書を読み、中長期の目標について、いかに準備をするか、戦術や野球の深さなどを学んでいるという。また、学んだことを学びっぱなしにするのではなく、しっかり行動レベルにブレイクダウンしている点も高校生離れしている。

そして思考力については、自らのフォームの改善点を分析し、解決策を作って実践するというサイクルがすでに確立されている。高校時代、春の時期にテイクバックが大きすぎて調子を落とした才木選手。そこで、グラブを持つ手を曲げることでテイクバックを小さくし、直球や変化球のキレを上げるという考えを思いつき、実際に夏まで実行。大会終了後は、春と夏のフォームの中間くらいがベストだったと考え、フォーム修正を行っているという。

プロスポーツ選手の中で、超一流になる私なりの条件に「努力」と「思考力」は必ず入ってくる。メジャーリーガーのダルビッシュ選手が良い例だが、栄養学やサプリメントに関する本を大量に読み込み、常に高いパフォーマンスを出せる方法を探す努力をしている。さらに、トレーニング法や投球フォームなどの独自の考えを編み出す頭脳も持っており、常に問題を見つけて改善できる思考サイクルも持っている。

才木選手には、この両方の力がすでに備わっていることからも、大物に化ける可能性は大いに持っていると考えている。阪神タイガースのエースに君臨し、4年後のWBC日本代表に選出され、将来的にメジャーで活躍できるような大きな選手に成長してほしいというのが、虎党である私の大きな夢である。

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