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能見と鳥谷が実践するポーカーフェイスの真実。現役を続ける秘訣を調査。

5月17日の中日戦では、3安打と抑え込まれながらも2-1で勝利。貯金をさらに伸ばして12になりましたが、この日は阪神の投手力の高さが際立った試合でしたよね。特に中継ぎの桑原・高橋・マテオ・ドリスの黄金リレーは、もはや打たれる気配すらありません。

さて、この日先発したのは能見選手でしたが、5回を投げ終わったところで通算投球回数1500回を達成しました。2005年シーズンからずっと阪神タイガースを支えてくれた功労者でもあり、先発ローテーションの柱として活躍する大きな戦力でもある能見選手。彼のトレードマークと言えば「ポーカーフェイス」だと思うのですが、表情を一切変えない投球術はどのように生まれたのでしょうか。

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能見篤史のポーカーフェイスは野手陣への無言のメッセージ

マウンド上で感情を表現する選手を見ていると、ファンとしては選手の心理状況が見えて面白いですよね。打たれて悔しがったり、打者を抑えて喜びを表現したり、エキサイトすればするほど観客はボルテージが上がるものです。私も現地でそういうシーンを見ると、感情が動いてしまいます。

しかしながら、能見篤史という男はマウンド上で感情表現をほとんどしません。打たれても悔しがらず、抑えても嬉しがらず、心理状況が全く読めないのです。プロ野球選手として、相手チームに感情を読まれたくないという意図があるのは分かりますが、実はそれだけではなかったのです。

そのことについて、能見選手はこのように表現しています。

試合は9回が終わらないと分からないのに、仮に0-0の7回に1点取られてがっくりしても、まだ終わってない。がっくりして『あ、終わった』というような雰囲気を野手に与えたくない。雰囲気的に重く感じることはあるかもしれないけど、ピッチャーがそれをやるのはね。

野球は9回までどうなるか分からない。それなのに、マウンド上で悔しい表情をしたり、重い空気を発するのは野手に失礼だということ。能見選手らしい発想ですね。

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たとえピンチで何点取られようが、最後まで諦めずに戦う姿勢を野手陣に示す。感情を表現してチームを鼓舞するタイプの選手もいるけれど、常に向かっていく諦めない姿勢をチームメイトに見せるタイプだと、能見選手自身も話しています。これはプロに入ってから生まれた考えだそうで、周りの人と差をつけるためにやり始めた行動なんだそうです。

2011年シーズンから長年先発ローテーションを守ってきた能見選手ですが、こういった独自の考えや取り組みを続けてきたからこそ、首脳陣やチームメイトからの信頼を得ることができているんでしょうね。

鳥谷敬のポーカーフェイスは相手チームへの敬意の表れ

阪神のポーカーフェイスといえば、能見選手だけではなく鳥谷選手も有名ですよね。二人とも阪神に自由獲得枠で入団してきたエリート選手なんですが、血の気の荒い阪神に似つかわないクールな性格。特に鳥谷選手については、能見選手以上にポーカーフェイスであることが多いですよね。

鳥谷選手も能見選手と同じように、良い時も悪い時も一切表情を変えませんが、なぜ変えないのでしょうか。

これは能見選手とは理由が違っていて、学生時代にまでさかのぼります。当時ピッチャーをやっていた鳥谷選手のボールを打った選手が派手にガッツポーズし、それを見てとても嫌な思いをしたそうです。そのときから、試合中は相手への敬意を表してポーカーフェイスを貫くことにしたそうですね。これもまた、鳥谷選手らしい考え方だな~と思います。

能見選手にしても鳥谷選手にしても、覇気がないとか暗いとか非難されてしまいがちですが、プロ野球選手として戦略的にポーカーフェイスを取り入れているだけなんですね。実際、試合前の練習を見ているととても笑顔が多いですし、楽しそうにチームメイトと談笑していますから、決して冷たい人間ではないことは理解しないといけませんね。特に阪神ファンはね。

二人とも長い期間一軍の舞台で活躍してきましたが、独自の世界観を持って取り組むことの大事さを教えてくれますね。周りの意見に合わせたり、自分の気持ちを押し殺して生きる人間が多い日本において、第一線で活躍して結果を出すヒントを示してくれているような気がします。私もこんな二人のようなカッコいい大人になりたいと、日々思うこのごろです。

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