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藤浪晋太郎よ、危険球で得た「荒れ球」という武器を早く捨て去るべし。

5月14日のDeNA戦で7回2失点に抑え、勝ち星こそつかなかったものの要所を締めるピッチングをしてくれた藤浪晋太郎選手。DeNA相手にはかれこれ8連勝中の藤浪選手ではありますが、この日は5つの四死球を与える荒れたピッチングとなってしまい、制球難のクセは解消できませんでした。

2017年シーズンの藤浪選手は制球難で苦しんでいますが、防御率だけみれば1.67という驚異的な数字を残しています。これは防御率トップの菅野選手の1.89を上回る素晴らしい成績なんですが、これだけ荒れた投球をしていてなぜ失点が少ないのか。

その鍵は人間が持つ恐怖心にあったようなのです。

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藤浪晋太郎が危険球で得た「恐怖心」は武器にすべきか

セ・リーグの野手陣に衝撃を与えたのは、4月4日のヤクルト戦での藤浪選手の荒れたピッチング。初回から荒れに荒れた投球により、8個の四球を与えてしまいました。さらに、畠山選手の顔面あたりに迫る危険球を与え、両軍入り乱れた乱闘にまで発展してしまいました。

この試合によって藤浪選手の状態の悪さが不安視されたのですが、ここから藤浪選手は打たれない投手へと変貌を遂げることになるのです。その背景には、藤浪選手に対するバッターの「恐怖心」が働いているんだそうです。

バッターにとって死球は最も恐れるプレーの一つ。それは怪我のリスクだけではなく、恐怖心が植え付けられるからと言われています。2017年開幕直後のヤクルト山田選手の大不振も、2016年に受けた死球による恐怖心が理由であり、死球は後々まで尾を引いてしまう可能性があるのです。

そうすると、バッターは死球が恐くなるので、藤浪選手のような荒れ球を持った選手に恐怖心を抱いてしまうわけです。4月4日の大荒れの試合が藤浪選手にとって結果的に追い風となったと言えますが、藤浪選手は今後もこのスタイルで押し通すべきなんでしょうか。

私は個人的には、藤浪選手には制球力を高めて荒れ球を早く解消してほしいと思っています。

それは、藤浪選手に正真正銘のエースになってほしいからです。

荒れ球という武器は、人間の根源的な恐怖心を利用したものですので、かなり有効な手段ではあると思います。ですが、これはもはや野球で勝負しているわけではないので、ファンとして見ていて気分が良いものではありません。藤浪選手には阪神の正真正銘のエースになってほしいので、荒れ球に頼るような投球は一刻も早く脱却して、野球で真っ向勝負して欲しいというのが私の願いなのです。

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メジャーリーガーとなったダルビッシュ選手や前田健太選手や岩隈久志選手を見れば分かりますが、コントロールが悪くて超一流選手になった選手は誰一人いません。精度の高い野球の技術を身につけたからこそ、彼らは国内外で評価されて海を渡ることができたわけで、決してバッターの恐怖心を利用した投球はしていませんよね。

もちろん藤浪選手はわざと荒れ球を投げているわけではないでしょうけど、今の成績で甘んじて欲しくはないです。彼は才能やセンスの塊のような選手ですから、もっともっと高みを目指して制球を磨いていけば、いずれメジャーリーグにいける選手になれると思っています。

ぜひここから奮起してがんばってください!

藤浪晋太郎が克服すべきはメンタル面の不安

では、今度は逆に藤浪選手の立場になって考えてみましょうか。

2016年シーズンの藤浪選手は、26試合で70個の四球を記録しているのですが、2017年シーズンは5試合ですでに25個。被安打も同じ25本ですから、いかに四球が多いのかが分かるはずですが、藤浪選手はなぜ突然コントロールが悪くなってしまったのでしょうか。

私は、メンタル面の不安だと思っています。

2013年のルーキーイヤーから3年連続で2ケタ勝利を残してきた藤浪選手にとって、2016年は挫折の年だったのではないかと考えています。14勝を挙げた2015年シーズンから一転、7勝止まりで防御率も悪化しましたし、懲罰投球もあって精神的な疲れもたまったんじゃないかと思うんですよね。

思えば、18歳という若さで鳴り物入りで名門・阪神タイガースに入団して、そのまま開幕ローテーション入り。ダメなときは容赦なく阪神ファンから野次を飛ばされ、それでも4年連続でローテーションを守り抜いてきたわけです。そりゃ少しは休みたいだろうし、遊びたいだろうし、メンタルが落ち込む時期もありますよね。

今の藤浪選手の制球難は、一見投球フォームの問題と見られがちですけど、私はメンタルが弱っているからだと思っています。そしてこれは時間の問題なので、今は温かく見守ってあげて、メンタルが回復するタイミングまでじっくり待つのが一番じゃないかと思っています。

先ほどは制球難を早く直すべきだといいましたが、藤浪選手はすでにその努力を一生懸命やっているはずです。ですから、阪神ファンとして、改善が見られなくても若きエースをしっかり見守ってあげようじゃないですか。阪神タイガースの未来を担う逸材が花咲かすまで、応援し続けようじゃないですか。

藤浪選手、今よりレベルアップした真の姿に成長するまで、私は変わらず応援します。

まだ23歳の若手選手ですから、ここからコツコツ練習を積み重ねて大きくはばたいてほしいと願っています!

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