大和がFA権獲得も宣言・移籍の可能性は30パーセントか。獲得を狙うのはどの球団?

大和がFA権獲得も宣言・移籍の可能性は30パーセントか。獲得を狙うのはどの球団?

先日、大和選手がFA権を取得したと報道がありましたね。鹿児島の名門・樟南高校から高校生ドラフト4位で入団して以来、守備や代走要因として常に阪神を支えてきた選手ですが、FA権行使の動向が注目されています。

これまで数々のファインプレーで阪神を救ってきた大和選手ですから、私をはじめほとんどの阪神ファンは残って欲しいと思っているはずです。しかし一方では、大和選手ほどの守備力なら他球団でレギュラーを張れるのではと考え、他球団への移籍に賛成するファンの方もいるようですが、いずれも大和選手を愛するがゆえの考えという意味では共通していますね。

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大和のFA権行使・移籍の確率はなぜ30%なのか

さて、一番気になるポイントなんですが、大和選手はFA権を行使するのでしょうか。あれだけの高い守備力を持っていれば、他球団でスタメンに抜擢してくれる球団もあると予想できますが、果たしてどうなんでしょうか。

私の予想ですが、大和選手がFA権を行使して移籍する可能性は30%くらいだと思っています。

低い!と思う方も多いでしょうけど、このFA宣言というのはサラリーマンで言う転職と同じくらい大きな決断なんですね。転職する際、男性なら自分の待遇やチャレンジ精神だけではなく福利厚生・退職金・職場環境・仕事内容・雰囲気・家族の意見などを加味すると思うのですが、大和選手もそういった総合的な判断をすると思うんですよね。

では、これらを踏まえてなぜ30%という数字になったのかをご説明したいと思いますが、まずは大和選手がほぼ残留するだろうと思う理由からお伝えします。

1.阪神タイガースの功労選手に対する厚い待遇

元近鉄の金村義明さんもおっしゃってましたが、阪神タイガースという球団は功労者に対する待遇が非常に厚いと言われているんですね。年俸面で言えば、例えば鳥谷選手はFA宣言して阪神に残留することを決めましたが、5年契約年俸4億円という破格の条件で契約を結んでいます。

さらに、引退後も関西のテレビ局やラジオ放送で解説の仕事に就けたり、球団職員や現場の首脳陣として働ける可能性が抜群に高いのが阪神なんだそうです。実際、関西では桧山・関本・遠山・亀山らがテレビやラジオで活躍していますし、コーチとして選手育成に携わっている元虎戦士も非常に多いですから、将来の安定性を考えれば阪神でユニフォームを脱ぐメリットはかなり大きいでしょう。

その証拠に、近年の阪神タイガースのFA権行使の動向を見てみてください。

2001年 遠山奬志  残留
2002年 桧山進次郎 残留
2003年 伊良部秀輝 残留
2003年 下柳剛   残留
2004年 野口寿浩  残留
2004年 藪恵壹   MLB挑戦
2005年 矢野輝弘  残留
2006年 金本知憲  残留
2007年 下柳剛   残留
2008年 野口寿浩  横浜
2009年 藤本敦士  ヤクルト
2010年 関本賢太郎 残留
2011年 新井貴浩  残留
2012年 平野恵一  オリックス
2012年 藤川球児  MLB挑戦
2013年 久保康友  DeNA
2014年 能見篤史  残留
2014年 鳥谷敬   残留

他球団への移籍が非常に少ないのが阪神の特徴。阪神タイガースで現役を引退する選手は数多くいるのですが、これは引退後の仕事や待遇面を考えての行動なのかもしれませんね。息の短いプロ野球選手ですから、引退後も家族を養っていくために自分の所属球団を選ぶのは当然の発想です。

大和選手で言えばすでに阪神タイガースへの貢献度はかなり大きいですから、残留して生涯阪神で終えれば引退後の待遇は保障されるでしょうね。守備走塁コーチへの道はすでに見えていますし、何なら今すぐに後輩選手へ技術指導してほしいくらいですが、将来を見据えた残留という道が大和選手にとって現実的ではないでしょうか。

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2.阪神で実績が残せていない

大和選手の気持ちの中で、現在所属している阪神タイガースで実績を残せていないという思いがあるのではと考えています。スタメンで試合に出れていない状況で、FA宣言して他球団へ移籍するというのは「出場機会を求めて」という理由以外にないですよね。よほど今の待遇が悪くない限りは。

鳥谷選手のように充分な実績を作った上でMLB挑戦を表明すればいいのですが、大和選手の中では、阪神タイガースで勝負してきちんとレギュラーを獲得したいという気持ちの方が強いのではないかと思うんですね。特に打撃力を改善しなければ、どこの球団に行っても積極的に起用してくれないでしょうし、本人もそれは充分に理解しているはずです。

ですから、FA権行使せずにもう1年レギュラー争いに挑むか、行使してそのまま阪神残留を選択するかどちらかじゃないでしょうか。いずれにしても、出場機会を求めてFA宣言するという選択の可能性はかなり低いんじゃないかと思っています。

3.スイッチヒッター挑戦中であること

29歳にしてスイッチヒッターに挑戦する決断をした大和選手。2017年シーズンが初年度となるわけですが、スイッチヒッターの習得には相当な時間がかかると言われています。左打者の技術を身につけつつある今の段階において、他球団で仕切りなおしってことは考えにくいと思うんですね。

そもそもスイッチヒッターは、打撃力を向上させないと試合に出られないという問題解決方法として選択したわけですから、もし他球団に移籍してスタメンに抜擢された場合スイッチヒッターは白紙になるわけです。こんな中途半端な取り組みは大和選手もイヤでしょうし、簡単には移籍なんてしないんじゃないかと思っています。

 

これらの理由から、大和選手のFA宣言・行使はないと予想しています。

ただし、阪神タイガースはFA宣言後に残留することを認めている球団ですから、FA宣言しやすい選手に優しい球団なんですね。そうすると、大和選手は「残留するかもだけど、他球団の評価を聞きたいのでFA宣言します!」という選択ができるので、30%のFA宣言・移籍の可能性を見ているわけです。

いずれにしても、大和選手の場合は出場機会を求めてのFA宣言になるでしょうから、可能性は低いと思いますね。

もし大和がFA宣言・移籍するなら獲得を狙うのはどの球団か

大和選手がFA宣言するならば、どこの球団が手を挙げるのでしょうか。

私は中日・ロッテが可能性高いのではないかと考えています。

中日に関しては、2017年ルーキーの京田選手がショートでセカンドはベテランの荒木選手。京田選手はショート固定で育成するでしょうけど、セカンドの荒木選手は今年で40歳ですから、球団も後釜を誰にするか考えているでしょう。今は亀澤選手がセカンドでたまに出場しますが、守り重視の中日は荒木レベルの守備職人が欲しいはずですから、大和選手獲得に乗り出す可能性は大いにあるでしょうね。

ロッテはセカンドが鈴木大地選手で固定されていますが、守備の要であるショートが決まっていない状況です。期待の若手である平沢選手と大嶺選手が併用されていますが、いずれも攻守ともに精彩を欠いていますので、大和選手に白羽の矢が立つかもしれません。低迷中のロッテですから、外部からの補強戦略も積極的に行うかもしれません。

その他の球団はショートとセカンドのセンターラインが固まりつつあるので、獲得に乗り出すとは考えにくいかと思います。ただし、中日・ロッテに仮に移籍したとしてもスタメンで出場できる保障はどこにもないので、大和選手がわざわざFA宣言して移籍に踏み切るメリットは少ないと感じてしまいますね。

というわけで、大和選手。阪神に残ってください!!!

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