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2017年阪神優勝の3つの条件とは。1985・2003・2005年のチームデータを解析。

2017年、金本阪神2年目を迎えるシーズン。いよいよ開幕が近づいてきたが、今年は優勝争いをしてほしいと願う阪神ファンは多いのではないだろうか。FAで糸井選手が加入、昨年台頭した北條・高山・原口・中谷選手などの若手選手のパワーアップにより、昨年よりも確実に実力は上がっていると言えるだろう。

思えば1985年・2003年・2005年と阪神タイガースは優勝を経験してきたわけだが、どういったシーズンを迎えていたのだろうか。ここでは、過去にリーグ優勝を成し遂げた3度のシーズンを振り返り、2017年の阪神タイガースが優勝するために必要な条件を解析してみたいと思う。

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1985・2003・2005年から優勝に必要な3つの条件を考えてみた

ペナントレース開幕を迎えるにあたり、過去に優勝を遂げたシーズンがどうだったのかを検証してみたいと思う。

1.開幕ダッシュ&4月終了時点で2位以上は絶対

超強力打線を擁し他球団を力でねじ伏せた1985年と2003年は、4月末時点で首位通過するほどの開幕ダッシュに成功している。それぞれ貯金6・7で4月を終え、2003年に関しては一度も2位に落ちることなく優勝まで突っ走ったシーズンだったのだが、どちらも開幕ダッシュに成功して優勝を勝ち取っている。

なお、JFKに代表される投手力で守り勝った2005年については、4月終了時点で貯金1の2位であった。しかしながら、5月から尻上がりに調子を上げ、各月終了時点ではずっと1位通過をしている。この年もまた、開幕から2ヶ月で首位独走状態を作り出しての優勝だったのだ。

阪神タイガースというチームは、競走馬で言う「逃げ」や「先行」で表現されるようなペース配分で戦う傾向がある。前半戦で一気に独走状態を作ることが重要であり、逆に言えば8月の長期ロードから9月の秋季決戦にかけて失速するクセがある。つまり、開幕ダッシュを決められるかどうかが優勝の可否に直結するため、3月31日から約1ヶ月の戦いが非常に大切になってくるわけだ。

2.甲子園での圧倒的な成績を勝ち取れ

阪神ファンで満員になる甲子園球場の声援をプレッシャーではなく力に変えることができるかが、優勝に必要な条件となるだろう。それを証明する成績が以下のとおりだ。

<甲子園球場での成績>
1985年 39勝19敗3分 貯金20
2003年 46勝15敗    貯金31
2005年 35勝21敗    貯金14
2016年 26勝36敗1分 借金10

1985年のシーズン成績は、74勝49敗7分で貯金25だったわけだが、そのうちの20を甲子園で作っている。さらに2003年は、87勝51敗2分で貯金36なのだが、実に31も甲子園球場で蓄えていたのだ。2005年については、87勝54敗5分貯金33のうち14しか作っていないが、甲子園成績での相性は良かったといえる。

このとおり、優勝しているシーズンはホーム球場で圧倒的な相性の良さを発揮している。ちなみに2016年は64勝76敗3分借金12なのだが、甲子園で10個も借金を作るほど相性が悪かったのだ。これは、若手主体のチームなだけに、甲子園独特の雰囲気に対応できなかったと言えそうだが、2017年シーズンは昨年の経験者も多いので心配なさそうだ。

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甲子園の阪神ファンの声援をプレッシャーではなくエネルギーに変える経験とメンタリティ。これを兼ね備えたチームであれば、甲子園ほど頼もしいホーム球場はないのではないか。そして、優勝に大きく近づけるのではないかとさえ思っている。

3.年間30本を超える主砲の存在

チームを支える主砲の存在は、優勝に必要不可欠だ。

1985年はバースが54本、掛布が40本、岡田が35本、真弓が34本のホームランを放つなど、他チームに圧倒的な打撃力の違いを見せつけたシーズンだった。2003年はアリアスが主軸として38本放っており、金本・矢野・桧山が10本を超えていた。2005年に関しては、金本がキャリアハイとなる40本を放ち、今岡が29本、そしてシーツと矢野が19本ずつ打ち、投打ともにバランスが取れた素晴らしいチームだったと記憶している。

いずれにしても、年間30本以上を打てる主砲が必ず存在していることが優勝の条件となりそうだ。しかしながら、現在の阪神にはそんな選手はおらず、助っ人外国人のキャンベルもケガで戦線離脱しているし、福留・糸井・原口も20本打てば御の字という状態ではないだろうか。今の阪神の最大の不安要素が「主砲の不在」であり、早急に新外国人選手を獲得するべきだと思うのは、私だけではないはずだ。

3月31日開幕からの9試合が非常に重要である

先ほどの優勝の条件にもあったが、開幕ダッシュを決めるのは、阪神タイガースの歴史上かなり重要である。特に今年においては、最初の9試合をどう戦うかがキーポイントとなるだろう。

その最初の9試合とは、広島・ヤクルト・巨人の各3連戦である。ちなみに、2016年の対戦成績は・・

広島   7勝18敗
巨人   9勝15敗1分
ヤクルト 12勝12敗1分

DeNAと中日には勝ち越しているため、昨年苦戦を強いられた3チームといきなり激突することになるのだ。開幕ダッシュを期待している阪神ファンにとっては、初っ端から鬼門を迎えることを知っておいた方が良いだろう。逆を言えば、この9試合で勝ち越して勢いに乗れれば、一気に上昇気流に乗れる可能性もあるとも言えるから面白い。

また、ヤクルトと巨人は京セラドームと甲子園でのドーム球場での対戦となるため、いかにファンの声援をエネルギーに変えて勢いに乗れるのかも見どころだ。つまり、データ上はこの9試合に阪神の優勝の命運がかかっている可能性が高く、心して試合に臨んでもらうべき戦いであることを、あらかじめご承知おいていただければと思う。

まとめ

リーグ優勝を成し遂げた、1985・2003・2005年のデータをもとに、阪神優勝の3つの条件を解説させていただいた。逃げ切り型の優勝形態を得意とする阪神タイガースゆえに、開幕からの9試合をいかに戦うかを非常に意識してもらいたいと思うのだ。まだまだポジション争いが継続しているが、ぜひ金本監督の2年目シーズンの飛躍に期待しようではないか。

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