ドリス、藤川球児を師と仰ぐ虎の新守護神。陽気なドミニカンの素顔とは。

ドリス、藤川球児を師と仰ぐ虎の新守護神。陽気なドミニカンの素顔とは。

2016年のシーズン中に一軍昇格し、虎のクローザーとして大活躍したドリス選手。マテオ選手と並んで、ドミニカ出身コンビが阪神のクローザーを務めたわけだが、2017年は守護神として起用されることになりそうだ。

右ひじ手術のため、一度は契約解除となったものの、経過良好により阪神と再契約となった2017年。新入団のメンデス選手も加わり、今年はドミニカントリオがクローザーとして活躍してくれることになりそうだが、ドリス選手とはいったいどんな選手なんだろうか。

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陽気でムードメーカーのドミニカン・ドリスの素顔

実力や数字だけでは、その選手の価値は計れない。いるだけでチームの雰囲気や士気が上がったり、いじられキャラとして重宝されたりなど、性格やキャラクターも非常に大事になってくる。そういう意味では、ドリスの存在価値は数字だけでは判断できないだろう。

ドミニカ出身特有の陽気な性格の持ち主で、ドリス選手がいるだけで笑いが生まれる。2017年春季キャンプでは、再契約手続きの後に途中で合流したわけだが、彼が入るとチームの空気が一変。ドリス選手が挨拶するだけで、チームメイトが大爆笑するほど大人気のキャラクターなのだ。

ドリス選手の口癖は、こんなところだ。

「おはよう!」のことを「オッス!」と言う。
「頑張れよ」と言われれば「オマエモナ!」と言う(ジミー大西のネタ)。
試合で勝ったら「ムーチョイイネ!ムーチョイイネ!」と言う。

誰が仕込んだのか。今成選手か、西岡選手か。。

昨年まで在籍していたゴメス選手もそうだが、ドリス選手も人懐っこい日本人好みのキャラクターだ。マテオ選手もそうだが、強面の外見からは想像できないほど優しい性格であり、誰とでも陽気に会話をできるのがドミニカ出身選手の特徴であり、良いところでもある。

1988年にドミニカ共和国で生まれ、高校卒業後にシカゴ・カブスと契約。195cm、105kgという恵まれた体格を活かし、7年かけてメジャーリーグの舞台に立ったドリス選手。目立った実績を残していたわけではないが、阪神タイガースのスカウトの目に留まり、来日することになった。

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2016年シーズンは、外国人枠の問題から二軍からスタートしたものの、ヘイグ選手の不振もあり入れ替わりで一軍昇格。そこから虎のクローザーとして活躍を見せ、シーズン終了まで重要な役割をこなしたわけだが、同時に右ひじに爆弾を抱えてしまった。いったん自由契約となり、術後の動向を見ながら再契約という流れになったが、2017年シーズンは新加入のメンデス選手も交えた起用になるのではと予想している。

カブスで出会った藤川球児に憧れて日本球界へ

ドリス選手が日本球界に興味を持ったのは、当時カブスで出会った藤川球児選手がきっかけだった。メジャーの舞台では大きな活躍ができなかった藤川選手だったが、阪神そして日本代表の守護神として一時代を築いたことに、ドリス選手は興味を持ったのだ。藤川選手の考えを吸収しようと、質問攻めにしたそうだが、なにより藤川選手の素晴らしい人柄に感動したのだ。

実際に、ドリス選手はこのようなコメントを残している。

日本で野球をするのが、一つの夢でもあった。球児さんと話して、こんな素晴らしいピッチャーがいる国でぜひやってみたいと思った。どういう国か、どういう人がいるのかとかを聞いて、真摯に答えてくれた。球児さんの人柄を見て、いい人がいるなと思った。

ルーキー小野泰己選手や福永春吾選手など、藤川球児選手に憧れて弟子入りを志願する日本人は多い。それだけ素晴らしい選手であるわけだが、海外の実力ある選手からもリスペクトされるくらいだから、いかに人格者であるかが分かるだろう。

また、右ひじ手術を経験した後、どのように復活を遂げたのかアドバイスを受けられるのも幸運だ。藤川選手も、数年前に右ひじのトミージョン手術を受けており、ドリス選手としては心強い経験者だろう。最速160kmの剛速球を持ち、鋭く変化するフォークやスライダーを武器に戦ってきたドリス選手にとって、術後もパフォーマンスを維持することは死活問題なのは言うまでもない。

まだ29歳の働き盛りの選手にとって、体にメスを入れるのは覚悟がいる行為だろう。マテオ・メンデス選手とともに、そして藤川選手のアドバイスを受け、息の長い阪神タイガースの選手として活躍してくれることを、心から願うばかりだ。

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